クーロンズ・ボール・パレード感想文② 〜野球こじらせヲタが読むとこうなる〜

どうも皆さんこんにちは庇男です!前回の記事、想像以上に反響を呼びまして中には「分かりやすい」とか「面白かった」という意見まで頂いて本当に感謝の一言に尽きます。

 

 

さて今週も先週に引き続き新キャラが登場しましたね。寅本君と洞口君。やはり「寅」と名がつくからにはめちゃくちゃ活躍してほしいですね。

 

虎といえば先日高卒2年目の西純矢君がプロ初登板初勝利をあげました。5回ノーノーの完璧な内容!おめでとう!

 

まあそれはそれとしてこの前Twitterでこんなアンケートを実施しました。内容はこちら⤵︎ ⤵︎

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答えてくれた方ありがとうございました。結果としては

1位 どちらも有能 60%

2位 洞口君は有能 30%

3位 どちらも有能ではない 10%

4位 寅本君は有能 0%

 

という結果でした。全体的には洞口君は有能確実という意見が大半を占めてますね。

 

では僕の意見なんですがこれは漫画なので作者の方の構想によって活躍するかどうかは左右されてしまいますがもし黒龍山高校が現実にあるとするとどちらも厳しいのかなという感じがします。

 

①寅本君の分析

ではまず寅本君から。小豆田君の解説だと

・強打の左打ちの外野手

・大会で旗ポール直撃のホームランを打つ

・23打数5安打5HR 打率.217

 

です。評価ポイントはやはり左打者ということですね。これまで黒龍山高校には左バッターはおそらく1人(椿君)しかいなかったので左打者の加入は大きいです。

前回の記事で書いたOPSももし与えられた四死球が0と考えても1.087と素晴らしい数字です。

 

ではなぜ彼が使えないのか。最大の短所はHR以外は全て三振という点です。

 

皆さんは4番といえばやはりホームランをイメージすると思います。ホームランは野球の華ですしね。もちろんそれは当たり前なのですが4番の仕事はホームランを打つことだけではないです。

 

例えばランナー無しの場面で特大のソロホームランを打ったバッターとランナー2塁・3塁の場面で二塁打を打ってランナー2人を返したバッターどちらの方がいいと思いますか?

 

答えは後者ですね。ホームランはチームのムードを上げるという作用もあるかもしれませんが野球という競技は点を取らなきゃ勝てません。それにどれだけ飛ばしてもフェンスさえ越えればホームランはホームランですから。もちろんチャンスでホームランを打てるバッターが最高ですがやはり僅差の試合ではより多く打点を稼げるバッターの方が貴重な気がします。

そう考えると先週の日車君は良いバッターだというのが分かります。

 

その証拠ではないですが打点の記載がありません。しかも打ったヒットは全てホームランということはタイムリーは0本ということになります。スクイズするようなタイプではないので犠牲フライもしくは内野ゴロでどれだけランナーを返したのかが1番気になります。

 

プロ野球だとロマン砲とか言って騒がれたりしますが(阪神の〇越とか)高校野球は3年間しかないのでそんな悠長なことは言ってられないですからね。

 

②洞口君の分析

洞口君の前評判は

・走守の揃ったセカンド

・1試合3盗塁を決めたこともある

・多くの強豪のスカウトを断っている

 

という感じです。彼はとにかく足の速い子なんですね。ではまず守備の話から。プレーに関しては現時点ではプレーの様子を何も見てないので言うことはありませんが前評判通りなら強固な二遊間が出来そうです。が、あの性格の椿君と洞口君が上手くやっていけるか心配でなりません。洞口君が椿君のワガママから逃げ出しそうです。

 

それに洞口君って際どい打球に飛び込んで捕りに行くってことをしそうにないんですよね。広島カープの菊池選手を見ると分かると思いますがセカンドのファインプレーってとにかくかっこよくて盛り上がるので洞口君には捕れそうになくても果敢に飛ぶという意識を持ってほしいです。

 

 

守備の話関連でいうと寅本君の守備位置がレフトになってましたよね。僕ならライトにします。

その理由として選手間の関係性を読者目線で見てるからわかることなのですがそもそも三遊間の仲があまりよろしくない。そこに剣君をライバル視する寅本君を三遊間に近いレフトに置くとまるで連携が取れそうにない。

逆にライトに置くとセカンドには同中の洞口君がいますしファーストはしっかり者の木戸君。これなら一安心出来そうです。

 

 

続いて洞口君の攻撃面ですが足が速いとだけ書いてあります。足の速さが活きるのは内野安打とかもありますが一番は盗塁です。

でも盗塁って出塁しないと出来ないですよね。つまり打率がめちゃくちゃ低いとせっかく足が速くても攻撃面では全く役に立たないんですね。セカンドというのは最近ではヤクルトの山田哲人選手や楽天の浅村選手のような打てる人も出てきてますがやはり守備がメインのポジションかなと自分は思います。

 

とはいえ足を武器と言うからにはまずは出塁率を上げることが目標だと思います。

 

③今後の展開

今週最後に白凰サイドの情報がチラッと出ました。まあどうせ暗殺教室の浅野学秀コースでしょう。

それよりもクーロンズは次は強肩のセンターを取りに行くのではないかなと思います。やはりイチロー選手のようなレーザービームは全外野手の憧れです。自分も現役外野手ですがレーザービームの経験はあまりないですね。強いてあげるならライト前ヒットをライトゴロにしたくらいです。どうでもいいですね。

 

来週以降の展開も楽しみです。そして現実世界では来週からプロ野球がセ・パ交流戦に入ります。待っとけパ・リーグ勢、今年こそセが勝つ!

 

※当ブログは古橋文乃・阪神タイガース推しです