問148.泡沫の人魚姫は約束の【x】に濡つ⑦

はいどうも庇男です。昨日ブログを更新するって言ったのにできずすみませんでした。昨日部活終わってジャンプ読んだ後寝ちゃったんだよね。気を取り直して今週のぼく勉を振り返っていきましょう!

 

 

 

問148.泡沫の人魚姫は約束の【x】に濡つ⑦

    〜彼に続々と降りかかる災難を乗り越えて〜

 

卒業式が順調に執り行われてる中本来なら隣の席にいるはずの友人。しかしそこに彼の姿は見えない。そんな彼に心の中で声援を送るこばやんかっこええな。そんな友達持って成幸は幸せやな。

 

 

そんな成幸当本人は猛ダッシュして一ノ瀬駅に。ただ電車は運転見合わせで再開のめどが立っていない。かくなる上はタクシーと振り返った彼の目の前には桐須先生が。あの汚物か何かを見るような鋭い目久々に見ましたね。

 

そんな彼女の「その用事は人生で1度きりの高校の卒業式より大事なのか」という質問にはいと即答する成幸。その答えに背中を押された先生は車で彼を送ることを決心。

 

その車中での会話が今回すごい印象的でしたよね。成幸は桐須先生のような先生になりたかった。その桐須先生が自分の父親の姿を回顧し一言。

 

「あの先生なら…喜んで言及されていたのでしょうね。」

 

真冬先生の長編で出てきた成幸の父親が先生をする姿。その姿は文乃始め同級生に勉強を教えながら彼女らに寄り添っている成幸の姿によく似ていました。そんな彼の姿は真冬先生を変えた。その結果彼女は最後の言葉を発したのでしょう。

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「誰のためでなく今は唯 君自身が幸せに成ることだけ考えなさい。」

 

この言葉深いですよね。ほとんどの方がお気づきだと思いますがこの言葉を要約すると唯我成幸になりますね。我は成幸から見た君自身ですかね。

 

 

そんな声援を受けて車を降り走り出す成幸。ただ極度の運動音痴な彼はついに力尽きて万事休すか。

 

 

そう思われたその瞬間に彼はあしゅみーの胸へ。本当に役得ですなあ。文乃だったらそんなことにはならな…。

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それはさておき。真冬先生からの電話を受けて二つ返事で仕事を早退して成幸を助けに来るなど出会った当初考えられなかったでしょうね。初見で中学生に間違えられたり何度もからかったり。

 

でもそんな彼女もまた成幸に背中を押してもらって見事夢への1歩を踏み出しました。あしゅみーの成幸に対する感謝の気持ちは人一倍でしょう。ただ勉強を教えてもらっただけではなく父親を説得するために彼氏のフリまでしてもらった。その感謝の気持ちが彼女を突き動かしたのかもしれません。

 

 

 

一方空港のうるかはいよいよ出発の時。1人になった時に思わず本音が零れます。まああの場面で答えをすぐ聞かないという判断は間違ってなかったと思います。あそこで焦って返答を求めてもお互いにとって良い事は何も無いですから。

 

 

そして成幸は多くの友人達に支えられてついに空港に到着しました。泥だらけの制服からは必死で空港に辿り着いた努力がうかがえます。かっこいいですよね。誰かのために常に全力になれるのって。こういうところは自分も学ばなきゃいけないなとつくづく思います。

 

 

 

まとめ

 

こんなもので今週は終わりですね。

 

月曜のブログで僕は自分の予想をss形式で書きました。まだ読んでない方は読んでもらって。そして答え合わせ。うん。まあ決して間違いではなかったわけではなかったけどね。大枠は合ってたとは思う。

 

 

ただ内容薄くない!?びっくりしちゃったよ。いや確かに先生すごい良い事言ってたしあしゅみーも良かったよ。でも先週に続き今週もなんだかなあ。もしこれで本当にあと2話で終わっちゃったら今までの恋愛のくだりはなんだったのかなと思います。

 

問題なのは誰エンドかじゃなくてエンドまでのプロセスなわけであって。現実でも同じですが出会っていきなり付き合うということはほぼありえなくて少しずつ関わるうちに恋心を抱いていく。またそのプロセスは2人のかけがえのない思い出になっていく。その思い出を思い出してまた仲が深まる。その繰り返しだと思います。

 

 

僕は文乃推しです。ただそれ以上にぼく勉のことが好きです。本来漫画やアニメっていうのはどうしても勉強の妨げになってしまうことが多い。それに対してぼく勉は「みんなが頑張ってるのだから自分も頑張らねば」そう思わせてくれるような作品です。それほどぼく勉を愛してる。なので文乃エンドじゃないきゃ嫌だとかっていうのはないんですよね。心苦しくはありますが。

 

 

そんなぼく勉を自分は好きでい続けます。

 

 

 

おまけ

それでは最後に恒例のぼく勉短歌で締めくくりたいと思います。

 

夢に向かう

彼を送った

彼女らの

涙を隠す

春の長雨